前回の投稿で、マグネシウム不足と不眠症の関係についてお話してきましたが、
今回はマグネシウム摂取がなぜ不足しやすいのか、不足することによって他にはどのような影響があるのかについて詳しくみていこうと思います。
マグネシウムは、細胞のエネルギーであるATPを産生するために必要な栄養素です。
マグネシウムが不足しやすい原因
現代人がマグネシウム不足になる理由としては、食品に含まれるマグネシウムの量が減っていることにより行っています。
加工食品を摂取することが多くなっている現代では、ミネラルが豊富に含まれている土壌で育った野菜が減っている状態にあるため、現代人は摂取量が減っている傾向にあります。
また、もう一つの原因としては、精神的・肉体的なストレスが多いためだと言われています。
マグネシウム不足で起こる症状
マグネシウムは、ストレスがかかると細胞内に止まることができないのです。
マグネシウムは、全身の筋肉を緩めて柔らかくする働きがあるため、不足すると筋肉に収縮が起こり、足がつるなどの原因につながります。
マグネシウム不足は、心臓の不調の原因になったり、偏頭痛や喘息、便秘、糖尿病などの原因に繋がります。
マグネシウムを多く含む食材には、ほうれん草やブロッコリー、ひじきやわかめなどの海藻類、大豆製品や青魚、タコや牡蠣などに多く含まれています。
普段のお食事でマグネシウムの摂取を意識していきたいものですね。