イライラするたび体重増加!?

現代社会に生きる私たちはたくさんのストレスにさらされているのではないでしょうか?
職場や家庭、人間関係、睡眠不足など・・・

こういった場合、体内では多量のコルチゾールが分泌されています。

コルチゾールとは?

コルチゾールはストレスを受けた時に分泌が増えることからストレスホルモンと言われるもので、主な働きとしては、肝臓での糖新生、筋肉でのタンパク質代謝、脂肪の分解などの代謝の促進など私たちにとって必要なホルモンです。

一般的にコルチゾールは覚醒する直前に分泌量が最も高く、夜には低くなり、1日の活動リズムを整えてくれる働きがあります。

しかし、慢性的なストレスが長期化することによってコルチゾールが過剰分泌され、自立神経系が乱れることにつながっていきます。

コルチゾールと体重増加の関係

コルチゾールが増えると血糖が増加するので、その分、血糖値を抑えようとインスリンが分泌されるようになります。
インスリンは食事によって血糖値が上昇すると膵臓から分泌されるホルモンで、血液中から糖を筋肉や各臓器に運びこみ、血糖値の上昇を抑える働きがあります。
余った糖を中性脂肪として脂肪組織に溜め込む働きもあるため、インスリンが大量に出ることによって肥満につながると言われているのです。

要するに、慢性的なストレスによりコルチゾールが大量に分泌されると、インスリンの分泌量も増え、体重も増加してしまうということです。

自分なりのストレス解消法などを見つけ、ストレスを溜め込まないようにしたいものですね!

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