一般的に卵の摂取がコレステロール値を上げると今でも思われがちですが、むしろその逆!
体内のコレステロール値を下げる働きがあるのです。
卵の摂取がコレステロール値をあげると言われる原因となった研究
卵がコレステロールをあげるという考え方は、ロシアの学者がウサギに卵を与えて行った実験からだと言われています。
その卵を与えられたウサギはコレステロール値が上がり動脈硬化が進行したという報告をしています。
そのため、「卵を食べるとコレステロール値が上がる!」と思われてきたようですね。
しかし、この実験結果は人間には当てはまることはないのです。
ウサギは草食動物で、動物性食品を与えるとそのような特異な結果になるのは当然ですよね。
コレステロールの働き
コレステロールは85%が肝臓で作られているものですので、食べ物から影響されることはないと今では言われています。
コレステロールは、ビタミンDやホルモンの材料になり健康を維持するためには重要な働きをしてくれます。
今では、コレステロール値を低く抑えた方が良いという考え方は古いとも言われています。
卵は約20種類のアミノ酸がバランスよく構成されていてビタミン・ミネラルも豊富に含まれています。
おすすめの食べ方としては、消化・吸収が良いような温泉卵や半熟卵が良いです。
卵は1日1個は食べたいものですね!