ダイエット・減量を行う上で停滞を感じる時期は誰もが来るのではないでしょうか。
その場合、いろいろな理由があると思いますが、その中でもいくつか紹介していきます。
体重が停滞する理由
極端なカロリー制限による基礎代謝量の減少により体重が減っていかない。
腸内環境の悪化による短鎖脂肪酸の低下によって体脂肪量が増加してしまう。
体の代謝に必要な補酵素が足りないため代謝がスムーズに行われずに停滞してしまう。
といった原因が考えられます。
カロリー制限をし過ぎることによって、体に栄養があまり入ってこない状況になります。
そのような状況になると、なるべく栄養を体に蓄えておこうとする反応が起こってしまい、省エネモードになってしまいます。
そのため、極端なカロリー制限を行わないようにすることと、チートデイを設けるなどの工夫が必要です。
また、少ない回数でたんぱく質を多くとると、処理ができなかったたんぱく質が最終的に尿となって排出されます。
処理するたんぱく質量が増えると肝臓と腎臓の負担が多くなってしまうため、たんぱく質摂取量にも工夫が必要ですね。
短鎖脂肪酸は食事性の脂肪分の分解や吸収量を調節する働きがありますが、腸内環境の悪化によって短鎖脂肪酸が減少してしまいます。
そして、代謝に必要な酵素は体内で作られるものが多いのですが、代謝酵素が働くためには補酵素(たんぱく質・ビタミン・ミネラル)が必要です。
ダイエット、減量中は食事量が減ってしまいますので補酵素の必要量が不足することが多いです。
そのため補酵素を満たすことが代謝を回復させてくれるのです。
もし、ダイエットや減量で体重の変動が止まってきたと感じた場合は、これらのことに気をつけてみるのも良いのではないでしょうか。