ゴルフにおける飛距離アップ

飛ばすためにはどこを鍛えればいいのか

飛距離アップの為に必要な筋トレは、ボールを多く打つ事が、一番のバランスの取れた筋力アップに繋がると思いますが・・・

しかしタイガー・ウッズが筋力トレーニングを始めてから、今やトッププロの世界で筋トレをしていない人がいないほど筋トレは行われています。

ではゴルフに必要な筋力トレーニングでは、何処を鍛えたら良いのでしょうか?

一見すると肩まわりの広背筋、三角筋、上腕二頭筋などが大きくかかわっているように思われがちですが、良いスイングをするには姿勢と背筋と下半身の強さが肝心です。

両足で地面を踏みしめ、蹴り上げると同時に腰を回転させクラブを素早く振り下ろすには足元の安定感と瞬発力が必要だからです。

この「踏ん張り」と「瞬発力」が足りないとショットが伸び上がってしまいます。

正しいゴルフスイングに必要な下半身の筋肉、その中でも最も重要なのが大腿筋(太ももの筋肉)です。

特に大腿四頭筋(だいたいしとうきん)は下半身の力やバネに直結する筋肉なので、ゴルフに限らず様々なスポーツで最重要視されています。

大腿前部にある筋肉で、全身の筋肉の中で最も大きく強い筋肉といわれています。

大腿四頭筋は「大腿直筋(だいたいちょっきん)」「外側広筋(がいそくこうきん)」「内側広筋(ないそくこうきん)」「中間広筋(ちゅうかんこうきん)」の四つから構成されており、下肢の伸展や股関節の屈曲動作など様々な動作と密接な関係のある筋肉です。

スクワットの重要性

大腿四頭筋をはじめ、ゴルフで重要な下半身の筋肉を鍛えるのに最も効果的なのはスクワットです。

しゃがんで立ち上がるだけの動作ですが、股関節、膝関節、足関節と、下半身全体の動きを必要とするため、大腿四頭筋、大殿筋、ハムストリングス等、下半身全体の筋肉に負荷をかけることが出来ます。

女子スケート選手が、プロゴルフに転校しないかと、誘われたと聞いた事があります、それは鍛えぬかれた下半身(太もも)がすごかったので女子プロで十分通用すると思われたからです。

野球選手のホームランバッターや、ピッチャーの人はゴルフの飛距離もプロ以上に飛ぶ人はいっぱいます。

それは下半身の土台を鍛えているからです。

ゴルフで一番鍛えなければいけない筋肉は、やはり下半身だと思います。


またスクワットは大殿筋にも効率よく負荷をかけられますので、女性に取ってはヒップアップ効果もあり、ヒップがきれいになります。

スクワットを続けるだけでも違いが少しずつ出てきます!

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