女性ホルモンの変化1

女性の身体は、月経を迎える思春期、月経のある性成熟期、月経を終える更年期、月経を終えてからの老年期とライフステージがあります。

閉経前と閉経後の違い

閉経前と閉経後の違いとしては、女性ホルモン(エストロゲン)や体型の変化があります。
エストロゲンは、月経後12~15日間はエストロゲンが高まる時期ですので、代謝が活発になりやすくダイエットにはもってこいの時期になります。

しかし、閉経が起こるとこのエストロゲンの分泌量が低くなるため、基礎代謝が低下して痩せにくくなってしまうのです。
閉経には個人差がありますが、早くて45歳くらいから、遅くても55歳までには閉経が起こると言われています。
エストロゲンの分泌量が低くなると更年期障害や不眠、うつなどの原因にもなってしまいます。

そのため、年齢を重ねるうちに、若い時は太りにくかった方も太りやすくなってきたと感じる方は多いのではないでしょうか。

女性は、エストロゲンの影響により皮下脂肪がつきやすいと言われます。皮下脂肪とは、外側につく脂肪で体全体の一定量は必要なもので、体温保持の役割があります。

しかし、閉経を迎えた方は、エストロゲン分泌が低下しているため、男性と同じように、内臓脂肪がつきやすくなるという特徴が出てきます。
内臓脂肪とは、内側につく脂肪で臓器を守る働きがありますが、増えすぎると生活習慣病のリスクが高まるため注意が必要になります。

女性はホルモンによる影響を受けやすいため、ライフステージに合わせて食事内容や運動を取り入れていかれるとよいですね。

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