目に良い食べ物と聞いてブルーベリーを思いつく人は多いと思います。
目に良いと言われ始めたのは第二次世界大戦中のパイロットの訓練の時、誰が一番星を早く見つけられるか競争したところ、ブルーベリーを食べていた人がよく1番早く見つけていたためだと言われています。
ブルーベリーのアントシアニンが目に良いとされています。
この青紫色の色素成分がなぜ良いのでしょうか。
光の伝達を助けてくれる
物を見るとき角膜→水晶体→網膜の順に光が入ります。
網膜には光を受け取る視細胞がありロドプシンという光受容色素を持っています。
ロドプシンは1度光を受けとると分解され再合成されます。
この再合成を助ける物質としてアントシアニンがあります。
しかし、このアントシアニンの摂取量の目安は生の果実で1日60〜300gと多く、蓄積されないためこまめに摂る必要があります。
よって、サプリメントを飲むのをお勧めします。
アントシアニンには炎症抑制作用があるのもわかってきました。
ほうれん草のルテイン
ほうれん草に多く含まれるルテインは強い抗酸化作用を持ち活性酸素を取り除いてくれます。
また、ブルーライトを吸収し細胞のサングラス的な役割をしています。
ルテイン10mgとゼアキサンチン2mg摂取すると加齢黄斑変性の進行リスクが26%減るとされています。
ルテイン10mgはほうれん草100gほどなのでブルーベリーよりかは食べられる気がします。
目を守るために、アントシアニンのサプリメントを飲み、ほうれん草を1日100g取るようにしましょう。