睡眠不足が体組成を変化させる

体組成とは体脂肪、筋肉量や水分量など

身体が何で作れれているか表す指標になります。

 

ダイエットやボディメイクだけでなく、

健康的な身体作りをしていく中でも非常に重要なデータになります。

 

過度に値脂肪が増えてしまうと、肥満や生活習慣病のリスクが高まってしまいます。

そして、体脂肪が増える、体組成を変化させる原因が睡眠不足にあります。

体脂肪が増えて、筋肉量が減る

アメリカで「睡眠と減量」に関して行われた実験で

睡眠時間を充分に確保したグループと

睡眠時間を充分に確保しなかったグループに

低カロリーの食事を与えた。

 

両グループで体重は減少したものの、

睡眠時間を充分に確保しなかったグループでは脂肪組織よりも筋肉量が多く減少した。

 

これは減量をしていく中で望ましい結果ではありません。

では身体の中では何が起こっているのでしょうか。

鍵はテストステロン

「テストステロン」とは男性ホルモンの代表格で

筋肉をつけていく中では非常に重要なホルモンです。

 

睡眠不足によって、テストステロンの分泌が減少することで

筋肉量の減少と体脂肪の増加に関わってきます。

 

同じく、アメリカで行われた研究では

1週間5時間睡眠を続けると

血中テストステロン濃度が10~15%低下しました。

それによって脂肪がつきやすくなったり、生活習慣病のリスクも高まります。

 

 

それらを予防する為には、やはり「睡眠」です。

睡眠時間を充分確保すること、質の良い睡眠をとることで

筋肉の分解、脂肪の増加を防ぐことができます。

 

それによって、健康的な身体作りや効果的なダイエットができます。

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