スイングの筋持久力


ゴルフのラウンド後半では疲労によってミスショットが増えたり、安定したスイングができない、グリップがしっかり握れなくなってしまう、なんてことが起こりますよね。

この原因は「筋持久力」かもしれません。

「筋持久力」とは


「筋持久力」とは、こうした力を要求される課題を、何度も繰り返せるかどうかという能力です。

筋線維には「白筋線維」と、「赤筋線維」があります。

筋持久力を高めるためにはこの「赤筋」を重点的に鍛えます。

白筋は瞬発力、赤筋は持久力、といった認識をしておきましょう。

筋持久力を高める場合は、テンポよく数十回の反復が可能な強度で、最大筋力の30%~40%程度の負荷で行うトレーニングが効果的です。

また、筋持久力を高めるトレーニングを続けると、毛細血管が発達するので、筋肉を流れる血液量が増加します。

すると、筋肉により多くの酸素を取り込むことが可能になるので、運動の継続に必要なエネルギーがより多く生み出せるようになります。

安定した出力を繰り返し発揮できるか


また疲労に強くなるという意味で、ケガのリスクを下げるメリットもあります。

何度も動作を反復するゴルフにおいて、安定して力発揮を行うことができるカラダ作りが必要です。

もし、ラウンド中の疲労感でパフォーマンスが低下しているな、と感じたら筋持久力の改善の時なのかもしれません。

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