秋の味覚として有名な栗は、炊き込みご飯や茹でたり、煮たりといろいろ楽しむことができると思います。
今回はそんな栗の栄養についてみていこうと思います。
栗の渋皮には、ポリフェノールがたっぷり含まれています。
味は渋いですが綺麗にとってしまうより気にならない程度に食べる方がポリフェノールを摂取するにはおすすめです。
他には食物繊維が豊富で、りんごの約8倍ものビタミンCが含まれていると言われています。
ですが、渋皮まできれいにむいてグツグツ煮込む甘露煮だと栗に含まれるビタミンCはゼロになってしまいます。
栗のビタミンCは、デンプンに守られて熱に強いため、外側の固い鬼皮ごと茹でる場合には9割残りますが、皮をむいてしまうとビタミンCだけでなく、ビタミンB群も一緒に減ってしまいます。
栗に含まれているポリフェノールはほとんどが渋皮に含まれているため、ここを取り除いてしまうと抗酸化作用もほとんどゼロになってしまいます。
栗に含まれる栄養素を無駄なく摂る場合は、「渋皮煮」がおすすめです。
ぜひ、栗を食べられる際は、無駄のない栄養摂取も楽しみながら秋の味覚を楽しんでいただけたらと思います。