炭酸水と聞くと、巷では『健康に良い』や『胃を荒らしてしまうため積極的に飲まない方が良い』など、賛否両論あると思います。
そんな炭酸水ですが、一つ一つ巷で言われているのが本当にそうなのかみていこうと思います。
炭酸水とは
まず炭酸水とは、水に二酸化炭素が溶けているものです。
炭酸水のpHバランスとしては、酸性寄り(pH4~5)で体内のpHは7.4程度です。
酸性の飲み物を飲むと疲労物質を作り、あまり体に良くないなど言われると思いますが、口から摂取した酸性物質は唾液と胃液で中和されて、小腸にたどり着く時には、酸性の特徴はなくなると言われていますので、安心していただいて大丈夫です。
また、水に比べて炭酸水は胃を荒らしてしまうなどの論文データー等はないのです。
炭酸水を避けた方が良い方
炭酸水を避けた方が良い場合としては、運動中の水分補給だったり、胃潰瘍をお持ちの方、胃酸が逆流しやすい体質の方や過敏性腸症候群をお持ちの方には気をつけていただきたいと思います。
炭酸水は消化を抑制するよりは活性化する方が可能性は高いとも言われています。
他に炭酸水を摂取するメリットとしては、心拍数が上がる、血行がよくなるなどの良い面もあります。
例えば、年齢を重ねると嚥下運動が弱くなってきて、食べ物を飲み込みにくくなってきますが、食前に炭酸水を飲むことにより嚥下運動の活性化をしてくれます。
また、便秘の改善にもよかったり、ダイエット中に空腹感を紛らわすこともできます。
巷で言われていることに流されずに、炭酸水を摂取したあとはしっかりフィードバックされると良いですね。