皆さんは、日常生活時に最適な動作を行えていますか?
近年、世界中で使われている簡便的な動作評価方法があります。
それは、FMS(Functional Movement Screen)です。
FMSは、基本的動作、動作パターン中のモーターコントロール、簡単な基礎的動作を行う能力などを評価するもので、可動性と安定性のバランスが求められる7種類の動作テストで構成されています。動作パターンを利用することで基礎的な動作の巧みさや安定性などのパフォーマンスを観察できるようになり、クライアントの筋力低下、バランス不良、 非対称性、制限などの問題が明らかとなります。
FMSはトレーニングツールでもなければ競い合うものでもなく、動作を採点してランク付けするためのものです。さまざまな活動を行うことができるのに、FMSの動作を効率よく行うことができない人は大勢います。FMSの点数が低い人は日常動作で代償的な動作パターンを使用しており、このような代償動作が持続すると最適ではない動作パターンが強化され、生体力学的に不利な状態に陥り、障害の原因となる可能性があります。
つまり、FMSは、スポーツをやっていない人にも重要なものだと言うことです。フィジオ福岡には、FMS専用のキッドがあります。ぜひ、自分の動作を評価してみませんか?