今日は春分の日ですね。
春分の日とは、昭和23年から制定されている国民の祝日で「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ための日とされています。
春分の日には、太陽はほぼ真東から出て、真西に入っていくのだそうです。
そのため、極楽浄土に最も近づく日であると考えられているのでお墓参りをするという風習が生まれたそうです。
この日は、お昼と夜の長さが同じになるという特徴があります。
本格的な春の到来と考えられていて暖かさも増していくと考えられています。
春分の日の食べ物といえば?
春分の日に食べる食べ物といえば何を思いつきますか?
春分の日にはぼた餅、精進料理などがあると思います。
なぜぼた餅を食べる風習になったかというと、小豆が朱色をしているから。
朱色には、邪気を払う力があると言われているからです。
だから、小豆を使用したぼた餅をお彼岸にお供えするようになったようです。
小豆に含まれる栄養素としては、ビタミンB1、カリウム、食物繊維などが含まれています。
ビタミンB1には糖質の代謝をサポートしてくれる働きや疲労回復効果、カリウムには体内の水分量を調節してくれる働きがあるためむくみ予防にもつながります。
精進料理とは、肉類、魚類を一切使用しない料理のことを言います。
だしも、昆布・しいたけなどを利用します。
食材の味を生かすために調味料の使用を控え、食材を余すことなく使い切り無駄を出さないことが精進料理の特徴ではないでしょうか。
今年の春分の日もぼた餅や精進料理を家族と楽しんでみるのもいいかもしれませんね。