血管を健康に保ち、病気を予防しようというお話をしてきましたが、
今回は具体的にどのようなお食事を普段気をつけていただけたら良いのかについてお話していきます。
血管年齢が高くなってしまう原因として、高血圧、血液の凝固等が考えられます。
血管に負荷がかかったり、血液の流れを妨げることにより血管に負担が大きくかかるということですね。
高血圧へのアプローチとしては、塩分を控えたお食事をしていただくことで効果は期待できます。
まずはご自身が1日にどれくらいの塩分摂取をしているのかを知り、塩分摂取量を1日8〜10g程度に抑えていきましょう。
おすすめの栄養素
また血液がドロドロになる原因としては、食べ過ぎや飲み過ぎによる血液中の脂質が多くなることによって起こります。
おすすめの栄養素としては、EPAやビタミンE、EGCg(エピガロカテキンガレート)がおすすめです。
ビタミンEには、酸化を抑えてくれる働きがあり、血液中の脂質の酸化を抑制する働き、
EPAには、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を抑制する働き、
EGCg(エピガロカテキンガレート)には、脂肪燃焼効果があります。
ビタミンEを多く含む食材としては、かぼちゃやアーモンド、うなぎ、魚介類に多く含まれます。
EPAは、さばやイワシなどの魚介類。
EGCg(エピガロカテキンガレート)は、緑茶に含まれるカテキンの一つです。
これらの食材を普段から意識して、早めの対策をしていきましょう!