免疫を上げる

人にはウイルスや病原菌などの外敵から身を守るために免疫系が備わっていますが、それらの侵入口である粘膜面(口、耳、鼻など)には粘膜免疫が存在します。
これにより私たちは守られていますが、免疫力は20代をピークにその後は加齢とともに低下していくため、毎日のお食事で免疫を上げる必要があります。
今回は免疫を上げるシリーズとして、粘膜を丈夫にしてくれる鶏肉についてお話します。

鶏肉の栄養素

鶏肉には肉の中でも脂肪が少なく、消化・吸収のよい上質なタンパク質が含まれています。
他には、皮膚や粘膜を正常に保ち、目の健康維持に作用するビタミンA、タンパク質の代謝を促し、皮膚や髪の健康に役立つビタミンB2、B6や貧血予防の鉄分を含みます。

良質なタンパク質を含む鶏むね肉には不眠不休で飛ぶパワーの源であるイミダペプチドが含まれるので疲労回復効果はモモ肉の2倍です。
鶏むね肉には、タンパク質の代謝を促すナイアシンを始め、パントテン酸、美肌効果のあるビタミンB6などビタミンB群が豊富です。

むね肉の栄養素を効率よく摂取

どうしてもパサパサになりやすい鶏むね肉ですが、その原因は筋繊維の長さにあります。
もも肉よりも長い筋繊維になっているので、加熱すると縮んで肉に含まれる水分を追い出してしまうのです。
むね肉に含まれる豊富なビタミンB群は水溶性のため水が抜けてしまうとビタミンB群も約2倍流出してしまい、栄養的にもロスしていることになります。
調理をする時に筋線維を断ち切ることでパサつきを抑えることができ、肉の保水性が倍増し、ジューシーに美味しく食べられる上にビタミンB群をキープして栄養たっぷりのまま調理することができます。

無駄のない調理法を行い、含まれている栄養素をしっかり摂取し、免疫力をより一層高めて生きましょう。

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