春に旬を迎える食材の一つであるたけのこ。
皆さんはもう今年のたけのこは食べられましたか?
今回は、旬を迎えているたけのこの栄養について見ていきたいと思います。
たけのこに含まれる栄養素
たけのこを茹でると節の間に見られる白い粉状のものあると思います。
あれは、アミノ酸の一種であるチロシンというもの。
チロシンは脳内の神経伝達物質のもとで、気力や集中力を高める効果があります。
また、不溶性食物繊維のセルロースやカリウム、マンガンなどのミネラルも多く含まれています。
不溶性食物繊維のセルロースには、大腸内で水分を吸収し、便のかさを増やす、腸内の通過時間を早め、便秘を解消する働きがあります。
カリウムには、体内の余分な水分を排出して体内の水分量を一定にし、血圧を調節する働きがあるので、高血圧の予防、むくみ改善に効果的です。
生のたけのこは、時間が経つほどえぐみが増えてくるのでなるべく早く茹でて保存する必要があります。
穂先の柔らかい部分は和え物向き、真ん中の部分は煮物や炒め物などいろいろな調理法に向いていて、根元の硬い部分は細切りにして調理するのに向いています。
たけのこの料理といえば、たけのこご飯、土佐煮、若竹煮、炒め物などいろいろありますよね。
たけのこの栄養がわかったところで、旬の食材であるたけのこを使っていろいろな料理を楽しんでみてください!