私たちの生命を保つため、エネルギー源となっている大切な栄養素である糖質。
『糖質=悪い』というイメージを持たれている方多いのではないでしょうか。
そんな糖質ですが、体内での糖質の利用はロウソクで表現することができます。
ロウソクを燃やそうとする場合、芯が長く・太いロウソクだと周りのロウは燃えていきますが、芯が細く短いものだとロウソクは燃えにくいですよね。
芯の部分が糖質で、ロウの部分が体内の脂肪だとします。
芯(糖質)が体内にある量が少なく、短くて細い芯だと周りのロウ(脂肪)が燃えにくくなるということです。
要するに、芯がなければロウが燃えないように、糖質が無ければ体内の脂肪もエネルギーにすることができないのです。
芯の太さと長さがどのくらい必要なのかは、身体活動の質・量・強度・時間によっても変わってきます。
極端に糖質の摂取を制限すると、芯(糖質)を得るために体内に蓄えられているたんぱく質(体たんぱく質)を利用して糖新生を行っていきます。
そのため、体たんぱく質の量が減少することになります。
必要量の糖質摂取は、必要ということです。
『糖質=太る』という概念をなくしていけると良いですね。