アボカドは、最も栄養価が高い果物としてギネス認定されているほど栄養素が豊富に含まれています。
今回は、そんなアボカドに含まれる栄養素について見ていきます。
アボカドといえば、森のバターと言われているほど脂肪分が豊富です。
その脂肪分のほとんどは、不飽和脂肪酸であるオレイン酸です。
オレイン酸の働きとしては、善玉コレステロールを減らさず、悪玉コレステロールだけを減らす作用があるため、生活習慣病や動脈硬化の予防に効果的です。
また、脂肪燃焼を促すLカルニチンや脂肪の代謝に欠かせないビタミンB1、B2が豊富に含まれていることにより、効果的にエネルギー代謝を高めてくれるので、脂肪を燃焼させ、新陳代謝を高めることができます。
次に、食物繊維についてです。
腸内環境を整える食物繊維の含有量はゴボウに負けないぐらい豊富に含まれていると言われています。
腸の蠕動運動を活発にして、便通を促す不溶性食物繊維と、コレステロールを排出、血糖値の上昇を抑える水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は、腸内の善玉菌のえさになってくれるので、腸内細菌を整えることが期待できます。
他には、抗酸化作用のあるビタミンE、体内の余分な塩分の排出を助けるカリウム、代謝を促すビタミンB群など、生活習慣病予防、老化予防などにも効果的です。
アボカドの保存方法としては、食べごろの色になるまで常温保存で、切って半分残す場合は、種と皮がついた状態でラップをして保存をオススメします。
時間を置くと黒ずんでくるので、レモン汁をかけておくと変色を防ぐことができます。
皆さんも食卓にアボガドを取り入れてみてはいかがでしょうか。