食物繊維の種類

食物繊維といえば便秘予防というイメージが強いと思いますが、食物繊維の働きはそれだけではないのです。
心筋梗塞や血中コレステロールの低下を促してくれる働きがあり、生活習慣病予防に効果があります。

6大栄養素

5大栄養素といえば私たち人間の生命活動を維持するために必要な栄養素で、
たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルがありますが、食物繊維は整腸作用など身体の中で有用な働きをすることから、5大栄養素につぐ『第6の栄養素』と言われています。

食物繊維の種類

そんな食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があります。

水溶性食物繊維は、水に溶けて留まることにより糖の消化・吸収を緩やかにして血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあり、血中の悪玉コレステロール低下や腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える働きがあります。

不溶性食物繊維は、水に溶けにくく腸に長く留まりブドウ糖に分解された炭水化物の吸収を抑制し、血糖値の急激な上昇を防ぐ働きがあり、便のかさを増やして排便を促す働きがあります。

バランスの良いごぼう

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方をバランスよく持っている食材もあります。
代表的なものにごぼうがあります。

ごぼうに含まれるイヌリンは水溶性食物繊維で、消化されずに腸に届きゼリー状になって腸内の糖質や脂肪分を絡めとって排出してくれる働きがあります。

ごぼうには血管の硬化を抑制し、血圧を安定させるだけではなく血管を広げる働きのあるポリフェノールを多く含む野菜です。

ごぼうは、ダイエットだけではなく、動脈硬化や高血圧予防にも役立つのでお勧めです!

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