寝ないとどうなるか

睡眠は脳を休めるためや記憶の整理・定着に必要な行為です。

年齢によって最適な睡眠時間は変化しますが、一般的に7時間睡眠が良いと言われており、それ以下でもそれ以上でも健康被害のリスクが上昇します。

仕事が忙しくて徹夜をする人もいると思いますが、これも健康に悪いです。

今回は寝ない(徹夜する)と人間はどうなるのか、また、睡眠時間が短い人はどうすれば良いのかご紹介します。

寝ないとどうなるのか

不眠の世界記録として11日12分という記録がアメリカの男性によって樹立されていますが、この時のデータをもとにご紹介して行きます。

24時間(1日)寝ないと眠気やイライラ感、記憶力や聴覚の低下など多くの不調が現れ始めますが、これは寝ることによって解消されます。

36時間(1.5日)寝ないとホルモン分泌に影響を与えるため、ホルモンバランスの乱れや極度の疲労感、発話障害などが見られます。

48時間(2日)寝ないと上記のような体調不良に加え、記憶障害や集中力の低下によってテレビを見ることもままならなくなります。

96時間(4日)後には妄想をし始め、168時間(7日)後には震え始め言語障害が出始めます。

それ以降はどんどん悪化したみたいですが、首から下にかけては特に大きな問題は起きなかったそうです。

この結果によると11時間12分後に男性は寝ましたが、約15時間後に目を覚ました様で、1週間で元の生活リズムを取り戻したとされています。

睡眠時間が確保できない場合は?

理想の睡眠時間は7時間ですが、中には確保できない人もいると思います。

その様な人たちは睡眠の質を上げることが重要です。

方法として、寝る2時間前から強い光を浴びない、ストレッチを行う、寝室の環境を整える、お風呂・サウナに入るなど様々です。

7時間寝れている人でも睡眠の質を高めることによって、疲れが取れやすかったり、寝起きがスッキリしたりと良いことづくしです。

ですので、体がリラックスした状態で眠りにつけるように工夫しましょう。

 

睡眠を取らないと人間の脳は正常に機能しなくなりますので、徹夜しがちな人は少しの時間でも良いので時間を見つけて睡眠を取る様にしましょう。

また、普段の睡眠時間が短い人は質を高められるように工夫しましょう。

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