ランニングの腕と脚の負担度|フィジオ福岡 ランニングの科学

脚はスイングの際に、足部が地面と接触することで体重を支え、推進力を得るために地面を後方へと蹴ります。
この動作では、下肢をはじめとする筋群が大きな力を発揮すると考えられます。
したがって、ランニングでは、肩から先(上腕部、前腕部、及び手根部)を振り子のように前後に動かしてスイング動作をします。

腕のスイングに要するエネルギーは、過大に評価したとしても脚のスイングの1/16程度、ランニング全体に要するエネルギーに占める割合でいえばわずか数%以下であり、腕のスイングの仕方の違いはあまり関係ない。

脚のスイング動作で足部が地面から衝撃を受け止めるのとは異なり、腕は脚ほど大きな力を発揮することはありません。
そのため、腕と脚とでは、ランニングにおいて作用する力も、そして負担度も異なると考えられるのです。
ランニングにおける腕と脚のスイングに必要な力学的エネルギーを計算してみると、腕のスイングに要するエネルギーは、過大に評価したとしても脚のスイングの1/16程度、ランニング全体に要するエネルギーに占める割合でいえばわずか数%以下であり、腕のスイングの仕方の違いはあまり関係ないようです。
また、腕を大きく振りすぎると体幹や脚の負担が減り、かえって運動が楽になってしまいます。
つまり、腕を振らずに走ることで上体のバランスを保つ必要が生じ、脚がより多くの力を発揮しなければならなくなる場合もあるのです。

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