『年齢を重ねるうちに太りやすくなった』とよく耳にすると思います。
今回は、なぜ、年齢を重ねると太りやすくなるのか、体脂肪燃焼のメカニズムについてお話していきます。
体脂肪燃焼のメカニズム
体脂肪の燃焼メカニズムとしては、体脂肪を脂肪酸とグリセリンというものに分解し血中に放出されます。
脂肪酸は血液で細胞へ運搬していき、脂肪酸がカルニチンと結合してミトコンドリアに入り、エネルギーとして使われるという流れになっています。
加齢により、太りやすくなる原因は、脂肪酸と結合してエネルギーになってくれるカルニチンが減少するため、脂肪を燃焼しにくい体になっているということです。
ダイエットの種類
ケトジェニックダイエットやローファットダイエットなどみなさんが知っているダイエット方法はいくつかあると思います。
ケトジェニックダイエットは、糖をほとんど摂らないダイエットですのでケトン体が働くことにより体脂肪が減るというメカニズム。
また、ローファットダイエットでは脂質をほとんど取らないため、β酸化、糖新生で体脂肪が減るというメカニズムになります。
LDLコレステロールを中長期間で減らすのであればローファットダイエット(脂質制限)が優位で、中性脂肪を短期間で減らすならケトジェニックダイエット(糖質制限)、中長期で良ければどちらでも効果は同じだと考えられています。
有酸素運動などの活動量もしっかり増やしながら、体脂肪燃焼を心がけていきましょう。