歩行中の股関節内旋筋の役割

歩行中の骨盤は、大腿骨上を動くことで股関節としての機能を果たします。

その中で、大腿骨上の骨盤の回転機能は特に速い歩行において効果的に働くとされています。

歩行周期中最初の30%の局面において例えば、右股関節の骨盤回転は左腸骨稜を前方へと回転させます。

つまり右股関節内旋筋が腸骨稜を前方へと回転させることになり、これが対側(遊脚側)の推進力を生み出します。

この局面で働く筋には、大腿筋膜張筋、小殿筋・中殿筋の前部線維、長内転筋があり、大腿筋膜張筋、小殿筋、中殿筋は股関節外転筋としても骨盤の安定に働くため、特に重要であると考えられます。

また、股関節外旋筋群は、こうした内旋筋群と共同して骨盤の方向転換や下肢内旋を制御しており、外旋筋群の弱化や制御不足は大腿骨の過剰な内旋を生み出す原因となってしまいます。

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