インターバルトレーニングは高強度のメニューと低強度のメニューを交互に行うことからそう名付けられています。
インターバルトレーニングでは、最大酸素摂取量や乳酸性作業閾値もしくはそれ以上での短時間でのトレーニングと、それよりも低い強度で長めの時間のエクササイズとを交互に行います。
また、高強度のメニューを休息を挟んで行うこともあります。
インターバルトレーニングの利点は、運動と休息の比率を適切に設定することにより、持続的プログラムでは通常行えないような多くの仕事量をなせることにあります。
例えば、無酸素性運動に入るような高強度のトレーニングを行うと早くに疲労してしまうことになりますが、インターバルトレーニングでは、疲労が起こるものの、トレーニングに費やす時間を短く維持し、休息時間を長くすることにより、メニューとメニューの間に十分な回復をはかることができます。
したがって、疲労困憊を遅らせられます。
例えば、ランニングやサイクリングの速度を増加させたいのであれば、予備心拍数の限界に達するような、より速いランニングもしくはサイクリング速度のインターバルを行い、休息期には予備心拍数の下限ペースで動き続けるようにします。
また、決まった時間内にできるだけ多くのカロリーを消費したい場合でも、高強度と低強度を交えることで、より多くのカロリーを消費できるようになります。
これらインターバルトレーニングのプログラムを組む場合、運動と休息の比を適切に設定しなければ、トレーニングを最後まで行うことができないと思ってもいいでしょう。