良質な睡眠をとるための栄養素

前回、良質な睡眠が痩せやすい身体を作るとお話しましたが、今回は、良質な睡眠をとるためには、朝食・昼食のタイミングでどのような栄養素を摂取したら良いかをお話したいと思います。

朝食に必要な栄養素

まず、朝食には「トリプトファン」の摂取が必要です。
トリプトファンには、自律神経を整えて精神を安定させるセロトニンが作られます。
摂取してから15時間ほどかけて睡眠を促すメラトニンに変化するといわれていますので、朝食にはトリプトファンを多く含む、バナナやそば、牛乳、きなこなどを食べられると良いですね。
朝食だけではなく、朝日を浴びることも必要です。

昼食に必要な栄養素

また、昼食には「カルシウム」「ビタミンB12」などの栄養素をとっていただきたいです。
カルシウムを多く含む食材は、木綿豆腐やしらす、小松菜などです。
カルシウムは骨を強くする栄養素として有名ですが、睡眠の長さを調整してくれる栄養素でもあります。

カルシウムを摂取する場合、ビタミンDとクエン酸を一緒にとることによって、カルシウムの吸収率が上がります。

ビタミンB12は、神経や血液に欠かせない、造血ビタミンと言われる栄養素です。
レバーや牡蠣、しじみなどが豊富に含まれます。
体内時計を調整してくれる働きがあります。
また、ビタミンB12は腸内で合成されるので腸活にもおすすめです。

おやつに、乳酸菌を多く含むヨーグルトや食物繊維を含むキウイやリンゴなどをプラスしていただいて、腸内環境を整えることも大切ですね!

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