少し前からブームとなっているタピオカドリンク。
もちもちしていて、美味しいですよね。
そんなタピオカの栄養素についてみていきたいと思います。
タピオカって何から作られてるの?/タピオカの栄養素
タピオカの原材料は、キャッサバ芋です。
キャッサバ芋から採れるデンプンを水で溶いて加熱し、粒状にして乾燥させたものを茹でるとタピオカになります。
乾燥タピオカ100gあたり、351kcal、たんぱく質:0.1g、脂質:0.2g、炭水化物:86.7g
と、ほとんど糖質から出来ていることがわかります。
他の栄養素としては、カルシウム、鉄を多く含みます。
タピオカ100gあたりカルシウム25mgに対して、白米100gあたりカルシウムは5mg。
タピオカに含まれる鉄の含有量は、0.8mgと白米と同じくらい含まれています。
私たちがよく飲んでいるタピオカは、カラメルで色をつけたものになります。
タピオカのGI値
他には、タピオカのGI値(食後血糖値の上昇度を示す指標)は、『70』です。
白米のGI値は『85』、玄米は『55』。
数字が大きければ大きいほど血糖値の上昇が大きいということになりますので、白米よりタピオカは血糖値の上昇を抑えることが出来ますね。
血糖値が上がりやすいとインスリンが分泌しやすく、結果として太りやすくなるためGI値は重要な指標となります。
このことから、タピオカ自体は悪い炭水化物ではないことがわかると思います。
私たちがよく飲むタピオカミルクティーは、乳糖やショ糖が含まれていて太りやすいものですが、お店によっては、甘さの調整が出来たりしますので、上手に活用されることをお勧めします!