お酒を飲むことにより食欲が増して、内臓脂肪が増えやすくなるということは有名な話です。
さらに、肝臓で分解される時に飲んだ量に比例して中性脂肪の合成が進むこともわかっています。
健康診断などで中性脂肪の数値が高い人の多くは、アルコールの飲み過ぎによるものが原因で起こります。
お酒の種類によって脂肪のつき具合が変わる?
では、中性脂肪がつきにくいお酒はあるのでしょうか?
アルコールの影響には、それぞれのアルコールに含まれる純粋なアルコールによって変わってきます。
ある6万2千人を対象としたコホート研究では、飲酒習慣のある方でお酒の種類と糖尿病リスクの相関を調べた結果、普段飲んでいるお酒の種類と糖尿病には相関がないということがわかっています。
要するに、お酒の種類ではなく飲む量がカギになるということです。
例え、ノンアルコールでもカロリーには要注意ということですね。
このことから、毎日お酒を飲まれる方や、飲む量が多い方などは、量にも気をつけながらお酒と上手に付き合っていきたいものですね!