たんぱく質と腎臓の関係

近年、たんぱく質をしっかり摂ることが健康にも良いと言われていますが、たんぱく質を過剰摂取し続けた場合、臓器に負担をかけることにつながってしまいます。

その中でもたんぱく質の消化・吸収の役割を果たしている腎臓についてお話していきます。

腎臓の働きとしては、老廃物を排出する働き、血圧を調節、血液を作る働き等があります。

腎臓に負担がかかっている場合、ご自身で気付きにくいのが特徴です。

腎臓が悪いと出る症状としては、たんぱく尿、血尿、むくみ、尿量が少なくなったり、ホルモン分泌量の減少が考えられます。

まず、このような症状が見られる場合は、病院に行っていただくのが優先されます。

腎臓病の中でも多いとされる慢性腎臓病のステージG1〜G2の方は、たんぱく質の摂取量を意識していただきたいものです。
このような方がたんぱく質の過剰摂取を行うことによりアンモニアを尿として排出する働きが必要となり腎臓に負担がかかりさらに悪化してしまうことにつながってしまいます。

たんぱく質摂取量は、体重×1.3g未満になるように抑えていきましょう。

普段からたんぱく質摂取量を多くとっている方は、腎臓が悪くなっていると出る症状に当てはまらないかを確認してみるのも良いのではないでしょうか。

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