むくみの正体

むくみは特に多くの女性が悩まされている症状の一つだと思います。

一説によると、日本の患者数は1000万人以上とされていて、10人に1人の割合で悩まされています。

むくみとはどのようなものなのでしょうか?

むくみとは

体を流れる脈菅のうち、血管が何らかの原因によって閉塞され血行不良に陥ったり、虚血すると、組織の細胞が低酸素・栄養不足状態になって壊死します。

その一方で皆さんが聞いたことがあるであろうリンパは、血管から組織に漏れ出た組織液がリンパ菅で吸収されたものなので、体が正常に動いている限り、常に細胞や組織の余分な水分を回収しています。

しかし、長時間座っていたり、寝たきりの状態だったり、循環器系の疾患を患っているとリンパ管への組織液の吸収やリンパの運搬能力が低下します。

その結果、リンパの流れが悪くなり、体内の老廃物などが効率よく回収されずに皮膚下の組織間隙に溜まってしまいます。

これがむくみの原因になります。

むくみは医学的には「浮腫」と言われており、発生原因には循環機能低下や排泄機能の低下によって起こる一般的な浮腫、リンパの流れの阻害や減退が原因で組織間隙に組織液が溜まったリンパ浮腫の2つに分けられています。

足の浮腫に悩まされている人は多いと思いますが、リンパも重力の影響を受けますので、心臓よりも低い位置にある足はリンパが上肢に戻りにくく浮腫やすいです。

浮腫をどう判別するのか

浮腫んでいるかどうかを判別する方法として、例えば足ですと脛の部分を5秒指で押して話した後の反応を見ます。

浮腫んでいない場合、指で押したところはすぐに元に戻りますが、浮腫んでいると、指で押したところが凹んだままだったり、元に戻るのが遅かったりすると浮腫んでいると言えます。

足が浮腫む時は血液やリンパの流れを良くする必要がありますし、足を心臓よりも高くすることでむくみが軽快する場合もあります。

血液やリンパの流れを良くするためにも運動は大切ですので、むくみやすい人は運動を取り入れましょう。

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