依存症になる仕組み

依存症とはある特定の物質(アルコールや薬物)や行動(ギャンブル)へのコントロールが効かなくなる状態を言います。

最近では若年者のスマホ依存症も問題になっています。

依存症の脅威は、辞めたくても禁断症状が出て辞められないことです。

辞めたくても、辞められないの真実

人間の脳では何が起こってるのか?

脳内の報酬系は快楽を感じると活性化します。それによってドーパミンと言われる神経伝達物質が分泌します。

このドーパミンは、なんとしてでも対象の物を得たいと貪欲にさせます。

そして、気持ちが沈んだりストレスを感じると、その状況から抜け出したいと思います。

いわば現実逃避です。そこでストレスや不快な気持ちから目を逸らす為に快楽を求めます。

見事快楽を味わえると、嫌なことがあればこれが解決してくれると脳が学習します。

そして、せっかく手に入れた快楽を失わないように執着します。

それが手に入らないと不安になり、依存してしまうのです。

 

このような仕組みで依存症になってしまいます。

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