疲れは溜まっていませんか?

早いもので今年も残りわずかとなりました。
年末にかけて、忙しい日々を過ごされている方多くいらっしゃるのではないでしょうか。

疲労を感じた際は、ビタミンやクエン酸、糖質などを摂って疲労回復を測る方多いと思います。
トレーニングをいつもされている方は特にたんぱく質の摂取量を普通の方より増やしていると思いますが、疲労を感じた際に糖質やクエン酸などをプラスでとることにより、さらに臓器には負担をかけることにつながってしまいます。

肝臓の働き

たんぱく質摂取量が特に多いトレーニーにとっては、肝臓の機能が重要になってきます。
私たちが食べたアミノ酸(たんぱく質)は全て肝臓に集められていきます。
エネルギー源である肝グリコーゲンの貯蔵、アンモニアやアルコール類の解毒作用など様々な役割を担っています。
アンモニアやアルコールなどが解毒されないまま体内に貯まると、疲労の引き金にもなってしまいます。

他には、肝臓は消化酵素の生成や血中のコレステロール値を調整する胆汁の生成にも関与しています。
血中コレステロール値の調整が効かなくなって血液中の脂質の量が増えると、血管が硬くなり血栓ができやすくなったりと血液の流れが悪くなってしまいます。

このように肝臓は私たちの体に重要な働きをしてくれる臓器の一つですが、一旦休ませてあげることも疲労回復に有効だと言えます。
例えば、たんぱく質摂取量を体重1kgあたり2g以上とっている場合は、1g程度に減らしてみるのも一つの手段です。

疲労回復に良いとされる食材をプラスされるのも良いですが、臓器の負担を減らすためにも、マイナスにしてみるのも良いのではないでしょうか。

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