コラーゲン

美肌のためにコラーゲンの多いフカヒレやスッポン鍋などコラーゲンたっぷり!という言葉に敏感な女性は多いのではないでしょうか?

若々しい肌を保つにはどうすればいいのか、考えて見たいと思います。

皮膚は何からできている?

皮膚は何からできていると思いますか?

そう、タンパク質からできているのです。

そして、肌の弾力は網目状のコラーゲンとそれを支えるエラスチンがカギとなります。

これらのコラーゲン、エラスチンもタンパク質からできています。

コラーゲンの網目の中に、糖質でできたヒアルロン酸が存在していてコラーゲン内の空間を維持しています。赤ちゃんの皮膚がぷくぷくしているのはこのヒアルロン酸がたっぷりあるからなのです。

年齢とともにコラーゲンは減ると思われがちですが、実は60代のコラーゲンの量と20代の頃の量はほとんど変わらないのです。

量は変わらないのに年齢とともに肌のハリが失われてしまうのはなぜでしょうか。

その理由は、コラーゲンの質にあります。

一度合成されたコラーゲンはなかなか壊れないものですが、古いコラーゲンは分子同士が架橋と呼ばれる結合を起こして硬くなり弾力性を失ってしまいます。

硬いコラーゲンは分解しにくいので古いまま居座り、肌は張りを失っていくのです。

若年層と中年層のコラーゲンを比べてみると、中年層には柔らかく新しいコラーゲンの割合が低くなっています。

だから、コラーゲンの代謝回転をアップさせて古いコラーゲンを残さないようにする必要があります。

コラーゲン合成にはアミノ酸バランスの良い動物性タンパク質が有効です。

他には、脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンによってコラーゲン合成は促されます。

アディポネクチンは内臓脂肪が必要以上に増えることで減少することがわかっているので低脂肪食を心がけることが大切です。

私たちはつい、コラーゲンがたっぷり入っている食材を食べる=お肌がプルプルになると思いがちですが、コラーゲンはタンパク質の1種なので、消化管でアミノ酸に分解され、小腸から吸収されて取り込まれ、血液によって身体のいろいろな部分に運ばれていきます。

そのため、コラーゲンが多く含まれる食べ物やコラーゲンのサプリメントなどを摂取したからといって、それがそのままコラーゲンとして肌に影響を与えるわけではないのです。

日々の食生活でタンパク質をしっかり摂り、低脂肪食を心がけることが大切だということです。

コラーゲンマシン

皆様はフィジオ福岡にあるコラーゲンマシン、ご利用されましたか?

コラーゲンマシンでは、可視光線が肌の真皮層の繊維芽細胞に外から働きかけコラーゲン・エラスチンの生成を促してくれます。

新陳代謝も上がるので冷え、むくみ解消にもつながるのでぜひ利用してみてください!

関連記事

  1. トレーニングと睡眠の関係

  2. 尿酸値が気になる方へ

  3. 人間と水の関係

  4. 骨の強化を心がける

  5. GI値とGL値って?

  6. 脂溶性ビタミンを考える|フィジオ福岡 栄養科学

閉じる