生命活動に不可欠な微量栄養素

生命活動に不可欠な微量栄養素で13もの種類があるビタミン。多くのビタミンは、糖質・脂質・たんぱく質の代謝を円滑に行わせる潤滑油のような働きをしています。また、血管や粘膜、皮膚、骨などの健康を保ち、新陳代謝を促す働きも関与していますし、不足すると欠乏症を起こすこともあります。

では、このビタミンがダイエットにどのような関係があるのか。特に栄養素の代謝に関わる、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6についてお話します。

糖代謝とビタミンB1

ビタミンB1は、体内で糖質がエネルギーに変わるときに必要な補酵素として重要な働きをします。最近で、糖質制限などの食事法を実践する方も増えてきましたが、私たち日本人は摂取エネルギーの約半分をごはんなどの糖質から摂取しています。この大量の糖質をしっかりエネルギーとして使っていく為にも、重要なビタミンをいえます。1日の摂取基準は、成人男性で1.3~1.4mg、成人女性で1.1mg。穀物や豆類からも摂取することはできますが、豚ヒレ肉や豚もも肉、豚のロースやうなぎなどの動物性の食品の方が含有量が多くおすすめです。

ほとんどのエネルギー代謝に関わるビタミンB2

ビタミンB2は、脂質・糖質・たんぱく質を分解してエネルギーに変える反応を、補酵素としてサポートする役割があります。エネルギー消費が多いほど、ビタミンB2の必要量も増えます。細胞の新生にも関与し、成長の促進、皮膚や爪、髪などの再生にも関与しているので、美容の面でも欠かせない栄養素です。1日の摂取基準は、成人男性で1.5~1.6mg、成人女性で1.2mg。一番多く含まれるのはレバーですが、魚介、牛乳、乳製品、卵などの動物性の食品に多く含まれています。

たんぱく質の分解・再合成に関わるビタミンB6

多くの補酵素の成分として、分解されたアミノ酸がヒトの体特有のたんぱく質に再合成されるのをサポートします。脂質の代謝もサポートし、肝臓に脂肪が蓄積するのをセーブするように作用します。たんぱく質摂取の多いヒトほど、必要量も増えます。また、ビタミンB6は幸せホルモンと呼ばれるセロトニン、ドーパミン、アドレナリンやストレスに効果があるといわれてチョコレート菓子などにも含まれて話題のギャバなどの重要な神経伝達物質の合成にも必要なビタミンです。1日の摂取基準は、成人男性で1.4mg、成人女性で1.1mgです。ビタミンB6に関しては1日45~60mgまでと上限があり、摂り過ぎは抹消感覚性神経炎や知覚神経障害、シュウ酸腎臓結石などが起こる危険性があるので注意必要です。動物性食品に多く含まれ、特にかつおやまぐろに多く含まれます。

摂取したエネルギーを、しっかりと代謝して溜め込まない消費していく為にも、程よい運動とともに、代謝を効率よくサポートするビタミンの摂取が足りているのか、見直してみてはいかがでしょうか。

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