腰椎-大腿骨の2つのリズム

正常な運動として、股関節の運動には骨盤・腰椎の運動が連動します。

例えば、股関節屈曲運動には骨盤の後傾、腰椎の屈曲運動が伴います。

背臥位で片側股関節屈曲運動では、他動、自動ともに股関節屈曲角度のうち約26%は骨盤後傾によるものです。

また、立位での片側股関節屈曲運動では、股関節屈曲角度のうち約18%が骨盤後傾によるものです。

これらは骨盤大腿リズムと呼ばれていますが、肩甲上腕リズムのように角度によってその割合が変化することはなく、全可動域を通じてほぼ一定の割合で運動の初期から骨盤の後傾を生じます。

立位での前屈動作は、骨盤前傾と腰椎屈曲が同時に生じる動きですが、このときの骨盤と腰椎との動きの関係性は腰椎骨盤リズムとして知られています。

割合に個人差はありますが、骨盤前傾に対する腰椎屈曲の割合は約60〜120%となります。

しかしこれも動作を通じて一定の割合で変化するわけではなく、前屈動作の前半は腰椎屈曲が優位となり、後半は骨盤前傾が優位となります。

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