こんにちは!
トレーナーの生駒です。
今回は知らず知らずの内にやってしまっているストレッチでの注意点をご紹介します。
ストレッチ中によく伸ばしている筋肉を意識する事があると思うのですが、ストレッチする際は伸びている筋肉の反対の働きをする筋肉(拮抗筋)を意識するようにしましょう。
拮抗筋を意識して収縮させる事で相反抑制によって、伸ばしたい筋肉が伸びやすくなります。
また、日々ストレッチを行いどんどん開脚できるようになっている方もいらっしゃるかと思いますが、本来ストレッチというのは硬くなってしまった筋肉を緩めて適度に関節可動域を広げる事です。
関節可動域を広げることに躍起になってストレッチばかりしていると、確かに関節可動域は広がるかもしれませんが、果たしてその広がりすぎた関節可動域で大丈夫なのでしょうか。
関節可動域が広がりすぎると、関節がルーズになり捻挫や脱臼を起こしやすくなります。アスリートなどで股関節や肩関節がとても柔らかく可動域がとても広い方がいますが、そういった方々はストレッチで筋肉を緩めるだけでなく、関節を支える筋肉もきちんと鍛えているので問題ありません。
なので、ストレッチだけ行うのではなく、関節を支える筋肉を鍛える事も重要だという事です。
皆さんもストレッチと筋力トレーニングをバランス良く実施しましょう。