トレーニングを数えるとき、多くの人は回数を基準とします。
それもひとつの方法ですが、今回は時間で数える方法について考察してみましょう。
ここでいう時間とは単純に動作時間ではありません。
それは、ここ数年で特に重要とされている筋肉の緊張時間のことであり、より自らの感知力を用いたトレーニングだと言えます。
この方法のポイントは、たとえば30秒なら30秒のなかで、できるだけ動作を繰り返すことです。
ただ闇雲に繰り返すのではなく、短縮局面や伸張局面両方をしっかり意識し、どちらともコントロールされた動作で行う必要があります。
所定の時間については、特にはっきりとした指標があるわけではなく、1セットあたり30〜60秒ほどで行うと良いとされています。
まだ現時点では、確固たる証拠はありませんが、トレーニングを重ねていく中で自身にあったアプローチを見つけていくと良いでしょう。