食事でガン予防②

前回がガンになるリスクについてのお話をしましたので、今回はガン予防への食事について詳しくみていきます。

『ガンを予防する食事のガイドライン』

厚生労働省で発表されている『ガンを予防する食事のガイドライン』では、

野菜や果物をしっかり食べる。

多種類の穀物、豆類、根菜類を食べる。

食塩は成人で1日6g以下に抑える。

アルコールを控えめにする。

食品は新鮮なうちに食べる。

焦げた食品は控える。(糖化反応を起こさないため)

等があります。

ガンを予防する栄養素

ガンを予防する効果のある栄養素としては、ビタミンC、ポリフェノール 、カロテン、食物繊維と言われています。

ガンの種類によって、必要な栄養素が変わると言われていて、

肺ガンの予防になる栄養素としては、カロテン・ポリフェノール。

カロテンは、人参、ほうれん草、かぼちゃなどに含まれ、ポリフェノールには、緑茶やそば、コーヒーなどに含まれています。

胃ガン予防にはビタミンC。ビタミンCには、キウイ、イチゴ、ブロッコリー、ピーマンなどに多く含まれています。

大腸ガン予防には食物繊維。食物繊維の多い食材としては海藻類やきのこ類です。

他には、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンEも大切で、活性酸素・糖化反応から細胞を守ってくれる働きがあります。

ガン予防の最重要事項としては、ビタミンの充足が必要になっていきますので、ビタミンの摂取をしっかり意識していくことも大切ですね!

普段から食事や運動を取り入れたり、良質な睡眠を心がけて、生活習慣からガンを予防していきましょう!

関連記事

  1. サルコペニアを予防しよう!

  2. 脂溶性ビタミンを考える|フィジオ福岡 栄養科学

  3. 体脂肪燃焼のメカニズム

  4. 脂質の消化

  5. 骨の強化を心がける

  6. 免疫を高めるために

閉じる