体力測定のありかた |フィジオ福岡 アスリートのパフォーマンス測定 

アスリートにとって、パフォーマンスを高めるのに必要なフィジカルを鍛える為にも、定期的な体力テストは必要なものになってきます。

屋外で体力テストを実施する場合、グラウンドの状態や天候といった条件がテスト結果に影響を及ぼす可能性があります。
もし、テストを複数回実施するのであればグラウンドや天候状況ができるだけ同じになるようにしていきます。
人工芝のグラウンドでは一定の条件で体力テストを実施することが比較的容易となります。
あと、実際の試合中のプレー特性が若干失われますが、条件を一定にするためには屋内で測定してもいいかと思います。

また、テストした結果が信頼性のあるものにするためにも、テストを実施する人は以下の条件を全て満たされているかどうかを注意する必要があります。
①選手が疲れていないこと
②しっかりウォーミングアップができていること
③テストのやり方を選手がしっかり把握していること
④本番のテスト前に1回はテストを実施していること
⑤テストで使用する機器類が正しく動き、マーカーやラインなどが正しく準備されていること
⑥選手がテストの目的を理解していること選手が疲れていないというのは、テストを実施する前日やテストをする直前に大きな負荷のかかるトレーニングをしないということになります。
また、体力テストにもウォーミングアップが必要になります。可能な限り、体力テストは1日の中の同じ時間帯に実施するのが好ましく、水分の補給にも十分配慮して、体力テスト実施前の食事もできるだけ一定の条件となるように配慮した方がいいですね。

初めて行った体力テストの結果は、十分な信頼性があるとは限りません。なぜかというと、体力テストのやり方について正しく説明がされていたとしても、選手がある程度テストに慣れていなければ要領をつかめずに良い結果が出せないこともあるからです。
体力テストを実施することによって、自分が前回の測定からどのくらい向上したのかを数字で見ることができます。
また、自身の弱い部分も分かるので今後のトレーニングメニュー作りにも役に立ちます。

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