お米は日本の主食とされていますが、今ではパンが主食になっている人も少なくないはずです。
最近、パンのブームがきておりパン屋巡りをしている人もいると思います。
ダイエットの観点からみると、お米とパンどちらを食べた方が太りにくいのでしょうか?
どちらが太りにくいか?
結論から言いますと、ダイエット中の人はお米を食べるようにしましょう。
理由としては、お米とパンではカロリーが異なるからです。
パンの原材料は小麦粉ですが、作る過程において砂糖や牛乳、卵、油などが加わることでカロリーが高くなります。
お米は米と水だけで炊き上げるのでカロリーは低くなります。
カロリーを詳しく見てみると、100gあたり食パン264kcal、フランスパン279kcal、ロールパン316kcal、クロワッサン448kcalですが、これにバターやジャムを塗る場合はさらにカロリーが高くなります。
お米ですと、お茶碗1杯あたり(150g)252kcal、丼ぶりごはん(260g)437kcal、おにぎり一個(100g)168kcalです。
このように100gあたりで比較してみても約100kcalほど差があるので、1日3食で考えると300kcal、1ヶ月(30日)でみると9000kcalも差が出てきます。
また、パンは柔らかいので何個でも食べられますが、お米ですとよく噛む必要があり満腹感が得られやすいので食べ過ぎにはなりにくいです。
血糖値の上がり方からみても、パンはGI値が90以上ですが、お米は白米でもGI値が84ですのでお米のほうが上がりにくいです。
どうしてもパンが食べたい時は・・・
パンが大好きでパンを食べないなんて考えられないという人には、全粒粉のパンやベーグル、ローカーボのパンがお勧めです。
全粒粉のパンですと精製度が低いのでGI値が低く、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれているためダイエットに向いているといえます。
ベーグルは、あの食べ応えがあるにもかかわらず、小麦粉と水が主な材料で、バター、牛乳、卵などが使われないので脂質が少なく、その分低カロリーですので、食べ応えが欲しい時には良いです。
ローカーボのパンは糖質の量が通常よりも少ないので、その分カロリーも低くなっており、血糖値が上がりにくいためパンの中ではダイエットに最も適しているといえます。
我慢してストレスになるようでしたらこのようなパンを食べるように心がけましょう。
しかし、これらのパンも食べ過ぎはダイエットに悪影響ですので注意が必要です。
無理のないダイエットで目標を達成しましょう!