肩関節の動揺性不安定症とは何か
肩関節は、日常生活やスポーツ活動で頻繁に使用される関節の一つです。特に若年者や女性、オーバーアーム動作を行うスポーツ選手に多く見られる肩の動揺性不安定症は、外傷や反復的な動作による影響を受けずに発症する肩関節の不安定性を指します。動揺性肩関節は、肩の構成骨や筋肉に明確な異常がなくても、肩に動揺性が認められる状態を指します。この状態は、多くの場合、両側性であり、明確な発生機序がないため突発性ともいえます。
肩の動揺性不安定症の症状と原因
肩の動揺性不安定症は、肩関節が通常よりも動きやすくなることを特徴としています。症状としては、肩がだるい、重い、または運動時に痛みを感じることがあり、場合によっては腕が抜けるような感覚を覚えることもあります。動揺性は主に下方に見られますが、前方や後方にも及ぶことが多く、肩甲骨の外転・外旋力が低下することが指摘されています。
肩の動揺性不安定症は、関節窩の形成不全やコラーゲン代謝の異常が原因と考えられていますが、正確な原因が不明なケースも少なくありません。また、症状が類似する胸郭出口症候群や麻痺による関節弛緩との鑑別が必要です。
効果的な治療法と予防策
動揺性肩関節の治療は、症状の重さや患者の生活スタイルにより異なります。無症状の場合、特に治療を必要としないケースもありますが、痛みや不安定感がある場合には、筋力強化訓練を中心とした保存療法が推奨されます。この訓練により、肩周りの筋肉を強化し、関節の安定性を高めることができます。また、リハビリには、理学療法士の指導の下、適切なエクササイズやストレッチが含まれます。
フィジオ福岡のパーソナルジムでは、個別のニーズに合わせたパーソナルトレーニングやピラティスを通じて、肩の動揺性不安定症の予防と改善に取り組んでいます。筋力トレーニングを行うことで、肩の安定性を確保し、再発を防ぐことが可能です。また、コンディショニングやスパやサウナでのリラクゼーションも、肩周りの筋肉を柔軟に保つために有効です。
この記事を書いたフィジオ福岡はこんなところ
福岡市博多区の大型パーソナルトレーニングジム
フィジオ福岡は、福岡市博多区住吉にある大型のパーソナルトレーニングジムです。1000㎡の施設ではパーソナルトレーニングはもちろんのこと、通い放題のマシン、スタジオ、お風呂・サウナ、コラーゲンマシンといった美容・健康設備などが揃っています。またパーソナルトレーナーの他に、理学療法士、管理栄養士などが在籍しており、健康増進・リハビリ・ダイエットなど様々な目的に対応しています。
フィジオの自費リハプログラム
自費リハビリテーション
フィジオ福岡リハビリセンターはフィジオ福岡が提供する公的保険外リハビリサービスです。脳卒中後遺症や変形性関節症などの運動器疾患に特化した自費リハビリをご提供しております。完全予約制・有資格者とのマンツーマンセラピーが特徴で、医療保険や介護保険でカバーできていない発症して数年経った後遺症の方にも改善を目的にした集中的な施術をおこなっています。
運動療法&徒手療法・物理療法
フィジオ福岡ではフィットネスプログラムによる運動療法やボディケアなどの徒手療法に加えて、低周波・超音波理学療法機器や筋膜リリース機器を用いて自費リハビリテーションを行なっていきます。
充実した施設
フィジオ福岡の施設にはその他、通い放題のマシンジム、お風呂、サウナ、コラーゲンマシンやタンニングマシンも完備。快適な環境でリハビリに励むことができます。