睡眠の質を上げる為にはどうすればいいか?
とにかく睡眠時間を長く取ればいい。
睡眠時間が確保できない日は寝溜めをすればいい。
というわけではありません。
もちろん、睡眠時間をしっかり確保する事は大事ですが
特に大事なのは睡眠の質です。
ここでは睡眠の質を上げる為に『光』について紹介していきます。
睡眠の質を上げる『光』とは何か
睡眠の質を上げる『光』それは太陽光です。
太陽光を浴びる事で網膜から脳内の視交叉上核へ信号が送られる。
視交叉上核は光の情報を受け取り、他の細胞に「もう朝だ、目を覚ませ!」
と呼びかけ、代謝や臓器が正常に働くように伝達します。
徹夜をして、極端に睡眠時間が取れてない状態でも
1日中睡魔に襲われて、身体が使い物にならない。なんて事はないはずです。
それは太陽光を浴びることによって、各細胞に働きかけ、体内時計をオンにするからです。
そして日が暮れて暗くなるにつれて脳や身体は寝る準備を始める。
本来は日が沈み、あたりが暗くなることが身体に対する睡眠の合図でした。
しかし、電球の発達により、夜中に余暇の時間を取ることができるようになりました。
その影響で睡眠時間は遅くなり、身体が睡眠の合図を簡単に汲み取ることができなくなった。
また、一日中太陽光を浴びず生活していると、光による体内時計は乱れ
身体は昼なのか夜なのかわからなくなります。
それによって睡眠に関わるホルモン「メラトニン」
の分泌が乱れ、寝つきが悪くなり睡眠の質が下がってしまう。
つまり、睡眠の質を上げるには日中は太陽光を浴びて、
就寝時間が近づくにつれて部屋を暗くし体内時計を整える必要があります。