適度な運動はストレスに強い脳を作る!

適度な運動は、健康な身体づくりに欠かせませんが、最近の研究では、運動が人にもたらすメリットはそれだけではないことがわかってきています。そのひとつに「ストレスに強い脳を作る」があります。

運動はストレスを抑制する。

ある研究によると、運動は脳内の神経細胞の形成に影響を与え、ストレスを受けても、通常の脳活動が阻害されにくくなる。つまり、ストレス耐性がアップするということがわかってきました。これはアメリカの大学の研究チームがマウスを使って研究したものですが、運動をしていたマウスは、脳内の神経細胞がストレスによって活発になっても、その「興奮状態」を抑制する別の神経細胞が作られるため、ストレスを抑えることができるということを発表しています。この脳内におけるストレスへの反応は、人間にも当てはめられるだろうと研究チームは主張しています。

「運動をすると、不安やストレスを受けても、脳の通常の働きが阻害されにくくなる」

よくストレス解消のために運動される方がいますが、そもそも運動を習慣化させることによりストレスに強い脳神経系を構築することが可能になるんだということです。日々のストレスを溜め込まないのはもちろんですが、現代社会はストレス社会そのもの。ストレス耐性を強める為に運動する習慣を身につけることも大事ですよ!

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。