タンパク質は10万種類もある!?

三大栄養素の1つであるタンパク質は筋肉を置大きくしていく上でとても重要な栄養素です。

このたんぱく質は、数にすると約10万種類もあると言われています。タンパク質の元となるアミノ酸だけでも500種類以上も存在しています。そのうち、人間の筋肉や骨などの身体の材料となるアミノ酸は20種類です。

これだけ種類があることから、役割もたくさんあります。

アミノ酸は体の構成成分になることとが主な役割ですが、カルニチンというアミノ酸は、脂肪酸の代謝に関わるもので、またタウリンは肝臓の保護作用や回復促進作用があります。

他にも、エネルギーが分解され、栄養素が不足しているときに血糖値を上げる為にアドレナリンなどのホルモンが分泌され、オートファジー(自食作用)が促進し、タンパク質の分解が進みます。反対に、血糖値を下げるためのインスリンが分泌されると、体内の栄養は十分だと判断され、オートファジーは抑制されます。アミノ酸であるロイシンがそのオートファジーを抑制するために有効な物質となります。

テレビなどではタンパク質は筋肉を作っていくことにとても重要だとばかり言われ、他の役割には注目されません。

このように、タンパク質もしくはアミノ酸には多くの役割がありますので、ぜひそのような点にも心掛け今後の食事に繋げていけたら栄養を考えていくときに楽しくなると思いますよ。

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