『ファイトケミカル』という言葉、良く耳にするのではないでしょうか。
ファイトケミカルとは、ルッコラなどの植物が持っている苦味のことをさします。
植物は動物とは違い、自分の力で移動することができないため、天敵や紫外線から身を守るために作られた物質と考えられています。
要するに強い抗酸化作用を持っているのです。
そんなファイトケミカルは、タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル・食物繊維の6大栄養素に次ぐ『第7の栄養素』と言われています。
ファイトケミカルを含む食材って!?
さて、そんなファイトケミカルを含む食べ物はどんなものがあるのでしょうか?
リコピンやカプサイシンを含む赤色の食材の「トマトや唐辛子」
フラボノイドを含む黄色の食材の「玉ねぎや黄色パプリカ」
βカロテンを含む橙色の食材の「かぼちゃや人参」
アントシアニンを含む紫色の食材の「なすや赤キャベツ」
クロロフィルを含む緑色の食材の「ほうれん草や小松菜」
クロロゲン酸を含む黒色の食材の「じゃがいもやごぼう」
硫化アリルやイソチオシアネートを含む白色の食材の「ニンニクや大根」
など、これらの7色の中から、1日に4色を目安に食べていただくことがファイトケミカルをバランスよく摂取できておすすめです。
このようなファイトケミカルが豊富な食べ物を摂取することにより、免疫力を高めてガンや動脈硬化予防を行なっていきましょう。
皆様はこのような食材をいつも食べることができていますか?