その動作は正しい?正しくない?

筋トレをする際に、多くの人が「そのフォームは正しい」「それは正しくない」など言っているのを最近よく耳にします。

果たして、正常あるいは理想的な動作というのはどのような線引きをしどのような定義づけをしているのでしょうか。

実際のところ、唯一の正しい動き方というのは存在しません。

動作において、さまざな筋の動員パターンがあり、さまざまな方法で機能的に動けることが正常であると言えるのです。

最適な動作は、機能的タスクと姿勢制御活動が効率的に、そして生理学的ストレスが最小限で、制御された状態で行われることを確実にします。

これには、感覚フィードバック、中枢神経系の処理、運動協調を含む、神経筋制御の多くの要素の統合が要求されます。もしこれが実現できれば、効率的で痛みのない姿勢制御と運動機能を、日常生活、仕事やレジャーにおける身体活動やスポーツのパフォーマンスにおける活動で、人生の長い年月を通して持続できるようになるのです。

つまり、フォームが正しい正しくないとかではなく、いろんな動作を効率よく行えることが、身体活動において重要となってくるのです。

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