こんにちは。
戦略室の中島です。
もうすぐ春ですね。
新緑の季節ももうそこまで。
そうなれば美味しい野菜が芽吹いて芽吹いて、お腹がグ〜っとなることでしょう。
今日は春に旬を迎える野菜、玉ねぎについてのお話です。
昔からある言葉で、「ネギを食べると頭が良くなる」というものがありますが、これはあながち嘘ではなく、ネギはネギでも玉ねぎにそれと比肩する働きがあることが知られています。
玉ねぎの独特な香りづけに働くニオイ成分、これがなんと記憶力の改善に役立つことが示唆されているとのこと。
記憶力といってもいくつかの種類がありますが、影響を与えるのは短期記憶。
短期記憶というのは数秒から長いときには数ヶ月近く保存される記憶のことで、長期的な記憶も短期記憶の反復によって獲得されると言われています。
この短期記憶は大脳の奥深くに存在する「海馬」が関わっていますが、玉ねぎのジプロピルトリスルフィドという成分が、記憶が上手くいかない原因のひとつである海馬の細胞の過酸化に効くのではないかと考えられているのです。
研究では記憶障害のあるマウスに玉ねぎのジプロピルトリスルフィドを数日間連続して与えた結果、海馬の過酸化が明らかに抑制されたと報告されています。
これらのことは、「(玉)ねぎを食べると頭が良くなる」と少なからず言えるのではないでしょうか。
信じるものはなんとやら、ですからしっかり食べていきたいですね。