速く走るほど痩せるのか
ダイエットをする時は大抵、消費カロリーを増やすためにランニングをします。確かに痩せるためにはランニングをすることが効果的ですが、走り方次第ではそのランニングも無駄になってしまうかもしれません。
ランニングをすると、カロリーを消費します。今回注目して頂きたいのは、このカロリーの内訳です。カロリーは3大栄養素である糖質、脂質、タンパク質が燃焼されることでできたエネルギーを合計したものです。
短距離走のように速く走る場合には主に糖質が燃やされます。反対にマラソンのようにゆっくり走る場合には脂質が多く燃やされます。ダイエットで減らしたいものは脂肪ですよね。短距離走のように激しく息切れするほど速いペースで走っていては、脂質よりも糖質の消費のほうが多くなってしまうので、ダイエットに向いているとは言えません。一般的には、話をしながら走れる程度のペースが脂肪の燃焼に最も効果的だと言われています。
ただし、糖質の消費が一概に悪いとは言えません。糖質が消費されずに余ると、中性脂肪として体に蓄積されます。そのため、白ご飯を食べ過ぎた時や甘いものを食べた後には、速いペースである程度走った後にゆっくりとしたペースで走るというのもいいかもしれません。
ダイエットは継続が大切です。結果をすぐに求めず、気長にゆっくり走ってみましょう。
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