ブルーベリーは眼に良いか

PCで作業をしたり、本を読んだりするなどすると、目が疲れてくることがあるかと思います。
目に良いもの、目の疲れに効くものといえばブルーベリーが思い浮かびますが、なぜそう言われているのか、果たして効果はどうなのか、についてお話します。

アントシアニンによってブルーベリーが目に良いとされている。

ブルーベリーに含まれる栄養素の代表的なものにアントシアニンがあります。
このアントシアニンによってブルーベリーが目に良いとされているようですが、アントシアニン自体が直接効果を及ぼすわけではないようです。
目の構成要素で、カメラのフィルムのような働きをする網膜というものがありますが、この網膜において視力に重要な働きをもつロドプシンの再合成を促進するのがアントシアニンになります。
その作用には即効性があり、摂取4時間後には十分な回復が見られ、24時間後には消失します。

ブルーベリーは視力そのものを回復させるわけではないようです。

長時間の眼の酷使により、ロドプシンが不足気味になってしまいます。
その結果、視覚機能の低下が起きてしまうので、アントシアニンはその予防としても効果を発揮します。
目が疲れたからブルーベリーを摂るのではなく、目を使う作業をする数時間前などに摂る事でその効果がより発揮されます。
とはいっても、視力そのものを回復させるわけではないようです。
ですので「これから眼を使うぞ」というようなときにブルーベリーを食べるのが良さそうです。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。