どの「腹筋」が一番効くのか

腹筋のためのトレーニングはバリエーションがつけやすく、さまざまな切り口からトレーニングをすることができます。

そうした腹筋を16種目チョイスして腹筋の上部と下部とで与える刺激を比較した研究がウィスコンシン大学により発表されました。

それによると、腹筋上部、下部ともにクランチ、いわゆる普通の腹筋運動の効果を上回るものはなかったと言います。

とはいえ、バリエーションが不要であるとは言えないでしょう。

トレーニングの大事な要素のひとつとして使う筋肉を意識するというものがありますが、股関節や膝の角度を変えたり、動かし方を変えたりするという方法の違いによって意識のしやすさというものも変わってきます。

腹直筋だけでなく腹斜筋や腹横筋など、なるべく選択的にトレーニングしたい場合にはバリエーションが大切となります。

しかし、シンプルなトレーニングだけで効果を得たいのであれば、クランチは一番にチョイスされるべきでしょう。

もしそれでお腹を凹ませたいのであれば、全身性のトレーニングもお忘れなく。

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