膝蓋骨へのテーピング

膝蓋骨に対してテーピングを行うことは機械的に膝蓋骨のアライメントを矯正する目的で行われ、膝蓋骨を膝蓋溝の中心に位置させその軌道を改善させることにあります。

理論的には外側の固くなった組織をストレッチすることで、粘弾性のある組織に一定の低負荷をかける際にみられる「時間経過とともに増すひずみ」を起こさせることがテーピングのひとつの効果となります。

軟部組織の長さは持続的にストレッチすることで長くなり、移動量の増加はストレッチを加えていた時間に比例して増大するものであることが知られています。

それに加えてテーピングは痛みの原因となる組織への負荷を軽減し四頭筋の筋力効率を挙げ、内側広筋斜頭の活動を改善し、痛みを軽減すると考えられます。

結果的に、痛みを伴うことなく活動ができるようになり、その間に大腿四頭筋の訓練ができるようになります。

この膝蓋骨へのテーピングは、位置不良を矯正するために行われますが、そこには4つの基本的要素があります。

内側へのすべり、内側への傾斜、前方への傾斜、回旋です。

それに加えて痛みの原因となる組織の負荷を軽減するためにさらなるテーピングの追加が必要となることや、外側広筋を抑制するために追加が必要となることもあります。

適切にテーピングが行われると、通常では痛みが誘発される動作を行っても、50%は痛みが軽減すると言われています。

そのためにはいくつかのテーピングを組み合わせることが必要となります。

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